http://www.yukawa.kyoto-u.ac.jp/spires/hep/(mirror)における検索の仕方。

大体、helpから必要そうなもののみ。
必要かどうかの判断は、勿論、独断と偏見による。
メモ
以下、省略形のみ記述。

また、検索命令が通るとワードが大文字になるが、小文字で検索出来るので、
基本的に小文字で記述。

例)
・fin:検索の際、必ず一番初めに書く。意味はFINDの略。


基本的な検索引数。

・a:この後に人名。著者の検索。
・t:この後に検索ワードを書く。タイトルの検索。
・k:この後に検索ワードを書く。キーワードの検索。

tとkの方が範囲が広くおすすめらしい。
検索ワードは途中でぶった切ることも出来る。その際は、#を使う。


もう少し細かい検索。

・dadd :SPIRESに投稿された日付。引数は月/年。
・jy   :ジャーナルで出版された年。引数は年。
・date :これも引数は年だが、必ずaと一緒に使え。だそうな。
・errat :ERRATA、つまり検索した論文の訂正を検索。
・topcite:被引用数。引数はn+。nには適当に切りの良い数。n=50は全体の4%位らしい。

複数の検索命令を同時に書く場合はANDでつなぐ事。

分野別検索。fcの後に、適当な引数をとる。
括弧内はarXivのコード。

・a:宇宙物理(astro-ph)
・b:加速器(physics/acc-phys)
・c:計算機(cs.xx)
・e:素粒子実験(hep-ex)
・g:重力(gr-qc)
・i:道具(?)
・l:ラティス(hep-lat)
・m:数理物理(math.xx,math-ph)
・n:原子核理論(nucl-th)
・p:素粒子現象論(hep-ph)
・q:物理一般(cond-mat, quant-ph, physics)
・t:素粒子理論(hep-th)
・x:原子核実験(nucl-ex)
・o:その他


形態検索。typeの後に以下の引数。

・b:本
・i:入門
・l:講義
・r:レビュー
・c:会議
・t:学位論文
・p:出版物

新しい奴にしか対応していないけれど、これから充実させていきます。
古いのを探したいときはpsを使ってね。だそうな。

例えばこんな感じ。
FIND K SUPERSYMMETRY AND T DUALITY AND TOPCITE 250+ AND FC T AND JY 1994

これは説明した奴を無理に使おうとしただけで、普通は、
著者、キーワード、タイトル、サイテイションくらいで勝負は決する。